正月遊びといっても今やインターネットやテレビゲームなどで薄れていっています。
伝統的な昔ながらの習慣を感じてみては?
お正月の遊びといえば、羽根つきや凧あげなどの伝統的な遊びを思い浮かべますが、実際に遊んだことのある人は少ないかもしれません。私はというと羽子板は難しくて出来なかったように記憶しています。しかしそれではもったいないかもしれません。今ならゲームなのかしら?世代を超えて楽しめ、親から子へ、祖父母から孫へ、伝承する喜びは格別です。ここで注意してほしいのが大人だけが楽しんでしまうということです。遊びを通して智恵や発育を促すものばかりですし、お子さんにとっても素敵な思い出になるでしょう。両親に遊んでもらったらそれは全て思い出になると思います。観賞用の羽子板ではなく、実技用の羽子板で遊びましょう。母は子供の頃この観賞用の羽子板が欲しかったそうです。中国で羽根に硬貨をつけたものを蹴る遊びがあり、これが室町時代に伝来しました。蹴毬なら習ったことがあるのですが。当時の宮中の様子を記録した1432年の「看聞御日記」では、羽根つきに負けたらお酒を振る舞っていたと記録されているそうです。この頃はまだ大人が楽しむもので、子供の遊びではなかったのですね。
羽根つきは厄払い出来ると信じられるように何故だかなり、江戸時代には、年末になると邪気を払うための羽子板を贈るようになりました。今でもこの風習が残っているところがあるのでしょうか?さらに、羽根に使われるムクロジの実を「無患子」と書き、子供が患わないという魔除けに通じるものとして、女の子の初正月に羽子板を贈る風習が生まれます。出産祝いにいいなぁと思ったのですが今では羽子板を手に入れるのが難しそうです。また羽根のとぶ様子がトンボに似ていることから、子供の病気の原因となる蚊に刺されないよう、蚊の天敵であるトンボに見立てて、正月に羽根つきをするようになりました。でも羽根つきというと女の子の遊びのような感じがしますがそんな事はないのでしょうか?羽根にも2種類あります。この羽根もピンクなど女の子が喜びそうな色になっていたりします。
昔なつかしい「奴凧」。子供の頃凧あげして電線に引っ掛けて怒られたこと思い出しました。和凧は竹の骨組みに和紙を張って作ります。昔はお正月になるとおもちゃ屋さんで凧を見かけましたが今でもあるのでしょうか?古来中国では、凧あげは古い戦いや道具のひとつだったそうです。何となく凧あげは男の子のイメージがしますもん。日本には平安時代に貴族の遊戯として入りましたが、戦国時代には、敵陣までの距離を測ったり、遠方へ放火する兵器としても活用されていたそうです。随分と戦いの場面で活躍していたようですね。やがて江戸時代になると男の子の誕生祝いとして凧あげをするようになり、庶民の遊びとしても広まっていきました。私の小学校で凧作りがあり凧あげ大会などもあったのですが今でもあるのかなぁ?また、昔から「立春の季に空に向くは養生のひとつ」といわれたことから、立春に凧あげをするようになりました。私が子供の頃あげていたのは和凧ではなくて洋風のカイトと呼ばれるものだったかもしれません。昔は立春から新年となったので、ここからお正月の遊びとして定着しました。いつから見かけなくなってしまったのでしょうね。